インターネットは、たくさんの人が利用しているので、それなりの仕組みが必要です。
その1つにパーミッション(属性・アクセス権・許可権)があります。
パーミッションは読み・書き・そして実行できる人を制限します。
なぜ、そんな面倒くさいことをするのでしょう。
理由は簡単で、あなたのファイルを他の人が書き換えたり、削除できたら困りますよね?
例えば、トップページが他の人のページになってしまったり、ホームページ全てが消されていたり。
そこで、パーミッション(属性)で制限するのです。
あなた | グループ | その他 | |
読み | ○ | ○ | ○ |
書き | ○ | × | × |
実行 | ○ | × | × |
通常、パーミッションはあなたにのみ、読み・書き・実行ができるようになっており、グループ、その他の人には読みだけができるようになっています。
そのため、他の人はあなたのページを見ることはできても、あなたのページを書き換えたりできなくなっているわけです。
しかし、CGIを使うためには、この制限を変更し「誰でも書いていいよ!」等の設定しなくてはいけません。
パーミッションは、読み(readable[r])・書き(writable[w])・実行(executable[x])の3つの組み合わせを、あなた自身・グループ・その他で設定します。
指定方法には、rwxで指定するか数字で指定するかの2つがあります。
よって、764 になります。
RWX | 数値 | RWX | 数値 | |
--- | 000 | r-- | 004 | |
--x | 001 | -wx | 005 | |
-w- | 002 | rw- | 006 | |
-wx | 003 | rwx | 007 |
Windowsでお薦めしているFTPソフト「FFFTP」を例に説明します。
FFFTPでは、パーミッションを変更したいファイルを選択し、右クリックするとメニュー[属性変更]がみつかります。
あとは、出てきたダイアログボックスでチェックするだけです。
FFFTPでは、[現在の属性]で数字3桁を直接入力することもできます。
たとえば、パーミッションを[644]にするときは,以下のようにします。
たとえば、パーミッションを[755]にするときは,以下のようにします。
たとえば、パーミッションを[666]にするときは,以下のようにします。
たとえば、パーミッションを[777]にするときは、以下のようにします。
パーミッションの設定を変えるということは、非常に危険なことです。
何が危険なのかは、非常にややこしい話になりますので、省略します。
そこで、できるだけ安全にするため、固有のパーミッションの値にしていることが多くなりました。~
最近になって、多くみられるのは…
というサーバです。
もう一度、自分の契約されているサーバを確認してみてください。